【開催報告】メカノバイオ討論会2021

2021年12月13日に「日本生物物理学会サブグループ “メカノバイオロジー”」、「AMEDメカノバイロジー」と共同で「メカノバイオ討論会2021」を開催し、約60名ほどの方々にご参加いただきました。今回の討論会は新型コロナウィルス感染症の感染拡大防止の観点からオンライン上での開催となり、オンラインコミュニケーションツール“GatherTown”内のポスター会場に26件のポスターが掲示されました。メカノバイオロジー研究に興味をもつ大学院生、若手研究者、ベテラン研究者が入り混じり、非常に活発な議論・意見交換がなされました。

また、学生発表賞を希望したポスター発表を対象として、厳正なる審査(男性・女性両方の審査員が含まれるよう、参加者の先生方に審査をお願いいたしました。審査を引き受けてくださった先生方、ご協力ありがとうございました。)をおこない、4件の学生発表賞を選出しました。学生発表賞を受賞されたみなさま、おめでとうございます。


「上皮組織の画像から細胞の力学パラメータを推定する」

(荻田豪士, 京都大学大学院生命科学研究科)

「ストレスファイバーの物性変化がミオシン収縮力の伝達効率に与える影響」

(勝田紘基, 名古屋大学大学院医学系研究科)

「機械的刺激を感知し、組織の線維化を促進する分子の機能解析」

(山内佑斗, 九州大学薬学研究院)

「膵臓がん細胞における細胞内遊離亜鉛が媒介するメカノトランスダクション」

(二瓶 達也,  北海道大学大学院 生命科学院)


最後に、ご参加いただきました皆様、ならびにご協力いただきました「日本生物物理学会サブグループ “メカノバイオロジー”」、「AMEDメカノバイロジー」の皆様に御礼申し上げます。

世話人:森松賢順(岡山大学)、新井敏(金沢大学)、三好洋美(東京都立大学)、中澤直高(京都大学)、平田宏聡(名古屋大学)