【開催報告】メカノバイオ討論会2022

2022年12月13日に「日本生物物理学会サブグループ “メカノバイオロジー”」、「筋肉トランススケール熱シグナリング(学術変革領域B)」と共同で「メカノバイオ討論会2022」を開催し、約70名ほどの方々にご参加いただきました。今回の討論会は新型コロナウィルス感染症の感染拡大防止の観点、および学会参加への利便性の観点からオンライン上での開催となり、オンラインコミュニケーションツール“OVICE”内のポスター会場に36件のポスターが掲示されました。メカノバイオロジー研究に興味をもつ大学院生、若手研究者、ベテラン研究者が入り混じり、非常に活発な議論・意見交換がなされました。

また、学生発表賞を希望したポスター発表を対象として、厳正なる審査(男性・女性両方の審査員が含まれるよう、参加者の先生方に審査をお願いいたしました。審査を引き受けてくださった先生方、ご協力ありがとうございました。)をおこない、4件の学生発表賞を選出しました。学生発表賞を受賞されたみなさま、おめでとうございます。


「細胞架橋ゲルによるメカノバイオロジーを活用した組織再生技術の応用」

(上田 菜摘美,  甲南大学)

大気圧プラズマエネルギーによるTHP-1細胞の新規細胞応答の発見と解析

(川勝 薫平, 理化学研究所)

「骨格筋幹細胞における細胞力覚機構の意義」

(平野 航太郎, 静岡県立大学)

「NIR-triggered vesicles to release a neurotransmitter under a confocal microscope」

(山崎 健, 金沢大学)


最後に、ご参加いただきました皆様、ならびにご協力いただきました「日本生物物理学会サブグループ “メカノバイオロジー”」、「筋肉トランススケール熱シグナリング(学術変革領域B)」の皆様に御礼申し上げます。

世話人:新井 敏(金沢大)、森松 賢順(岡山大)、三好 洋美(東京都立大)、中澤 直高(近畿大)、平田 宏聡(金工大)