代表挨拶

『プレッシオ脳神経科学の創生』研究領域代表

野々村 恵子(東京工業大学 准教授

生体器官を対象としたメカノバイオロジー研究は、現在の生命科学研究における最もホットな研究領域の一つです。

私たちの学術変革領域研究(B)グループは脳という高度な計算を担う器官に着目し、脳を構成する細胞におけるメカノセンシングとメカノレスポンスが脳の機能発現・発生・病態にどのように組み込まれているのかを解明することを目標に研究を進めています。

本グループは脳神経科学、物理学、工学について深い学問背景と高い実験技能を持つ気鋭の若手研究者により構成されており、各プロジェクトについて活発な議論と相互協力的な実験を行っています。これらの創造的な共同研究により、脳におけるメカノセンシング・メカノレスポンスの重要性を示すデータが得られてきました!一日も早く、これらの研究成果を皆様にご紹介できるよう、メンバー一同プロジェクトに励んでいます。

「プレッシオ脳神経科学の創生」にどうぞご期待ください。